Q8 甘いものを食べなければ、虫歯になりませんか。
食べる前には、それほど甘くないご飯やパンも、だ液(つば)に含まれているアミラーゼという消化酵素によって、糖(水に溶けやすく、甘みのある炭水化物)に分解されます。小学校6年生なら、ご飯つぶのでんぷんが、だ液で糖になることを実験で確かめたはずです。これで、甘いものがお菓子やケーキだけではないことや、糖に分解されるご飯やパンも食べずには生きられないこともわかりましたね。
口の中には、見えないくらい小さなばい菌(ミュータンス菌等)がすんでいます。糖は、口の中のばい菌のエサになり、ばい菌がどんどんふえると、虫歯になってしまうのです。だから、だらだらと甘いものを食べ続けたり、1日に何回も食べたりしないように注意しなくてはなりません。ばい菌がふえないように、また虫歯になる時間をなるべく与えないようにすることが大切なので、食べた後は必ず歯磨きをしましょう!