令和4年度 山梨CST認定証授与式が行われました。
山梨CST(コア・サイエンス・ティーチャー)養成プログラムを修了した教育学部4年生4名,3年生2名に対して,古家貴雄教育学部長から山梨CST(学生)の認定証が授与されました。
山梨CST養成プログラムは,山梨大学と山梨県教育委員会が連携し,地域の理科教育において中核的な役割を担う小・中学校教員となる山梨CST(コア・サイエンス・ティーチャー)を養成するもので,所定のプログラムを修了し,認定基準を満たした学生のみが認定される資格です。
山梨大学では,山梨県教育委員会と連携し,平成21年4月からプログラムの開発と実施をスタートし,このたび新たに6名の山梨CST(学生)が誕生しました。
古家貴雄教育学部長から,「教員一人ひとりに個性や特徴,強みが必要だと思うが,このCSTプログラムで得た理科教育に関わる知識や経験等は,みなさんにとってすでに強みであり,さらにこれをきっかけとして伸ばしていってほしい。」とのはなむけの言葉がありました。
学生からは,「山梨CST養成プログラムで学んだことを,中学校理科の教員として体験的な学びにつなげていきたい。」「教科書で学んだことを体験的プログラムで深められたことがとても良かった。」「CSTを通して学んだ理科4分野(物理・化学・生物・地学)の面白さを伝えていきたい。」「このプログラムを通して山梨県の豊かな自然環境を再発見できたので,今度はそれを発信していきたい。」「プログラミングなどの教材研究の視点や教具の開発について学んだ経験を今後に役立てたい。」「CSTプログラムで貴重な経験ができたことに感謝し,この経験を中学校の理科授業に生かしていきたい。」という抱負と強い熱意が示されました。
なお,山梨CST養成プログラムについて,詳しいことは山梨CSTホームページ「りかにやまなし」で閲覧できます。