平成30年度 山梨CST認定証授与式が行われました。
3月20日(水)教育学部特別会議室において,山梨CST認定証授与式が行われました。山梨CST(コア・サイエンス・ティーチャー)養成プログラムを修了した教育学部3・4年生、大学院生計5名に対して,中村和彦学部長から山梨CST(学生)の認定証が授与されました。
山梨CST養成プログラムは,山梨大学と山梨県教育委員会が連携し,地域の理科教育において中核的な役割を担う小・中学校教員となる山梨CST(コア・サイエンス・ティーチャー)を養成するもので,所定のプログラムを修了し,認定基準を満たした学生のみが認定される資格です。山梨大学では,山梨県教育委員会と連携し,平成21年4月からプログラムの開発と実施をスタートし,このたび新たに5名の山梨CST(学生)が誕生しました。
授与式の後には,認定を受けた学生と中村学部長との懇談も行われました。中村学部長からは「山梨CST養成プログラムは,山梨大学,山梨県教育委員会,山梨県立科学館に所属する多数の理科教育関係者の協力によって開発され,運営されている。理科離れが叫ばれて久しい昨今,CST養成プログラムの履修中に学び得たことを活かしながら,自信をもって指導に当たって頂きたい。また,子どもに理科の楽しさやおもしろさを実感させるとともに,理科好きの子どもを増やして頂きたい。」と激励の言葉が贈られました。
また,学生の中からは「2年間のCST養成プログラムを通して,理科の面白さを再発見できた。」「観察・実験実習等への取り組みを通して,教師自身が理科の面白さを実感し知識を深めておくことが,子どもたちの指導にとって重要であることを実感できた。」「今後は,CSTの資格に恥じないように,日々探究心をもって学び続け,県内外の教育現場で活躍していきたい。」という抱負と強い熱意が示されました。